卵子凍結の費用はいくら?内訳・助成金・凍結の流れまで徹底解説
近年、将来の妊娠に備えて「卵子凍結」を検討する女性が増えています。しかし、卵子凍結にかかる費用のシステムは複雑で、「わかりにくい」と不安に感じていませんか?
本記事では、卵子凍結にかかる費用の総額や内訳、利用できる助成制度をわかりやすく解説します。さらに、既婚者向けの受精卵凍結との違いや、保管サービスの選び方まで網羅的に紹介。これから検討する方にとって、判断材料となる情報をまとめています。
卵子・凍結胚の移送・保管のノウハウを持つ「グリーンエイト」のサービスについて詳しく知りたい方は グリーンエイトの卵子凍結について こちらのページをご覧ください。
目次
卵子凍結にかかる費用の総額はどれくらい?
卵子凍結にかかる費用は、1回あたりおおよそ30万〜80万円程度が目安です。
内訳としては、初診・検査費用、排卵誘発のための薬剤費、採卵手術費、卵子の凍結保存費などが含まれます。
特に薬剤費は体質や治療方針によって大きく変動するため、総額にも幅があります。また、凍結後は年間数万円程度の保管費用が継続的に発生する点にも注意が必要です。
卵子凍結ができるのは何歳まで?
卵子凍結には法的な年齢制限などは設けられていません。しかし、多くの医療機関では卵子凍結目的での採卵は40歳まで、使用は45歳まで可能とされています。年齢が上がるほど卵子の質は低下し、凍結しても将来の妊娠成功率が下がるためです。
そのため「将来に備える」という目的であれば、できるだけ早い段階での検討が重要です。クリニックの方針によっては年齢制限が設けられている場合もあるため、事前確認も必要です。
保管機関によっては患者が一定の年齢を過ぎた検体は破棄というルールを設けている場合もあります。その場合には、年齢制限のハードルの低い保管期間を利用するのがおすすめです。
卵子凍結の費用内訳を詳しく解説
卵子凍結の費用は以下のような複数の工程に分かれています。
- ①初診・検査費用
- ②排卵誘発(ホルモン治療)
- ③採卵手術費用
- ④卵子凍結・保存費用
各工程ごとに、費用の内訳を紹介します。
①初診・検査費用
卵子凍結の第一歩として行われるのが、各種検査です。
血液検査やホルモン検査、感染症検査、超音波検査などを通じて、現在の体の状態や卵巣機能を確認します。
これらの費用はおおよそ1万〜3万円程度が一般的です。検査結果によって治療方針が決まるため、非常に重要なステップとなります。
②排卵誘発(ホルモン治療)
排卵誘発では、複数の卵子を成熟させるためにホルモン注射や内服薬を使用します。この工程は費用の中でも大きな割合を占め、約10万〜30万円程度が目安です。
使用する薬剤の種類や量、通院回数によって費用は大きく変動します。体質に合わせた個別対応が必要なため、個人差が出やすい部分です。
③採卵手術費用
十分に成熟した卵子を体内から採取するのが採卵手術です。静脈麻酔などを使用し、痛みを抑えながら短時間で行われます。
手術費用には麻酔代も含まれ、一般的には10万〜30万円程度です。採取できる卵子の数によっては、複数回の採卵が必要になる場合もあり、その分費用が追加される可能性があります。
④卵子凍結・保存費用
採取した卵子は、ガラス化法などの技術で凍結保存されます。凍結処理費用は数万円程度が一般的ですが、保存本数や施設によって異なります。
また、凍結後は年間1万〜5万円程度の保管料がかかるため、長期的なコストも考慮する必要があります。将来に備える医療であるため、継続的な費用も含めて計画することが大切です。
卵子凍結は保険適用?自由診療?

卵子凍結は原則として自由診療となり、健康保険は適用されません。これは、不妊治療とは異なり「将来の妊娠に備える」という目的で行われるケースが多いためです。
ただし、がん治療などで妊孕性が低下する可能性がある場合は、例外的に助成の対象となることもあります。費用は全額自己負担となるケースが一般的なため、事前に総額を把握しておくことが重要です。
卵子凍結に使える助成金・補助金制度
卵子凍結は自由診療であるものの、近年は自治体による助成制度が拡充されつつあります。特に若年層の将来設計を支援する目的で、検査費用や凍結費用の一部を補助する取り組みが進んでいます。
対象年齢や所得制限、指定医療機関の利用など条件は自治体ごとに異なるため、自身の住んでいる地域の制度を事前に確認することが大切です。
卵子凍結の費用に活用できる補助金については、以下の記事で詳しく紹介しています。
卵子凍結に補助金は使える?東京都の助成制度と費用を抑える方法を解説
東京都の助成制度を紹介
東京都では、卵子凍結にかかった費用のうち、条件を満たせば最大26万円の助成を受けることが可能です。東京都の認定施設で卵子凍結を実施すると、実施年度に上限20万円が助成されます。
さらに、保管後の事後調査に回答することで、次年度以降も1年ごとに一律2万円(令和10〈2028〉年度まで予定)の助成が受けられます。
また、東京都では将来の妊娠・出産に備える「プレコンセプションケア」の一環として、検査費用などを支援する制度が用意されています。
これは妊娠前の健康状態を確認するための取り組みで、ブライダルチェックやホルモン検査などに活用できるのが特徴です。対象者や助成内容は年度ごとに異なりますが、将来の妊娠に向けた準備を後押しする制度として注目されています。
ブライダルチェックについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
ブライダルチェックにかかる費用を詳しく解説|リスク対策でとしてできること
既婚者は「受精卵凍結」という選択肢も
既婚者やパートナーがいる場合は、卵子凍結ではなく「受精卵凍結(胚凍結)」という選択肢もあります。
受精卵凍結は、あらかじめ受精させた状態で凍結するため、将来の妊娠率が卵子凍結よりも高いとされています。卵子は受精の過程でうまくいかない可能性もありますが、受精卵であればその不確実性を減らすことができます。
将来の妊娠をより確実に考える場合は、医師と相談のうえ適した方法を選ぶことが重要です。
卵子凍結の流れ
卵子凍結は、まずクリニックでのカウンセリングと検査から始まり、排卵誘発、採卵へと進みます。
採取された卵子はその場で凍結処理が行われるか、凍結・保管サービスと連携して管理されます。
近年は、採卵を医療機関で行い、その後の保管を専門サービスに委託するケースも増えています。こうした連携により、より高度な管理体制や柔軟なサポートを受けられる点が特徴です。
凍結・保管サービスを選ぶポイント

卵子凍結では、どこで卵子を保管するかも非常に重要なポイントです。
採取した卵子を凍結・保管サービスを選ぶポイントとして、以下が挙げられます。
- 卵子・精子・凍結胚の取扱い実績があるか
- 費用体系が明確か
- 安全性・サポート体制が万全か
- 長期間の保管に対応できるか
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
卵子・精子・凍結胚の取扱い実績があるか
卵子は非常に繊細な細胞であり、適切な管理体制が求められます。そのため、これまでの保管実績や輸送実績が豊富なサービスを選ぶことが重要です。
実績のある事業者は、医療機関との連携や取り扱いノウハウが蓄積されており、トラブルリスクを低減できます。専門サービスでは生殖細胞の輸送や保管を年間多数行っているケースもあり、信頼性の指標となります。
費用体系が明確か
卵子凍結は初期費用だけでなく、長期保管に伴う継続費用も発生します。そのため、料金体系が分かりやすく明示されているかは非常に重要なポイントです。
移送費・事務手数料・保管料などの内訳が明確であれば、将来的な負担も見通しやすくなります。実際に、料金が事前に明記されている施設は安心して利用しやすい傾向があります。
安全性・サポート体制が万全か
長期間にわたり卵子を保管するため、安全性は最も重要な要素です。温度管理システムや非常用電源、セキュリティ体制が整っているかを確認しましょう。
例えば、24時間の温度モニタリングや自動液体窒素充填、災害リスクの低い立地などが整備されている施設は安心です。また、トラブル時の対応や相談体制が充実しているかも重要な判断基準となります。
長期間の保管に対応できるか
卵子凍結は数年〜十数年単位での長期保管が前提となるため、保管環境の立地や安全性は非常に重要です。
採卵自体は通いやすさや助成金の利用しやすさから都市部のクリニックで行うのが一般的ですが、保管については別の視点が必要です。特に首都圏は地震リスクが高いため、災害リスクの低い地域での保管が推奨されます。
グリーンエイトでは、東日本大震災でも被害の少なかった山形県米沢に拠点を構え、長期保管に適した環境を整えています。将来の大切な選択肢を守るためにも、保管場所まで含めて慎重に選ぶことが重要です。
卵子凍結・受精卵凍結はグリーンエイトへ

卵子凍結や受精卵凍結は、将来の妊娠に関わる大切な選択です。そのため、医療機関の技術だけでなく、凍結後の保管環境やサポート体制まで含めて総合的にサービスを選ぶことが重要です。
グリーンエイトは、卵子・精子・凍結胚移送のプロフェッショナルとして、高度な生殖医療と安全性の高い保管環境を提供しています。採卵から保管、将来の利用まで一貫してサポートできる点が大きな強みです。
グリーンエイトが選ばれる理由
グリーンエイトが選ばれる理由は、安心して長期保管できる環境と充実したサポート体制にあります。
地震だけではなく、浸水・水害リスク対策として、標高が高いエリアの施設で安全に保管が可能です。もちろん、厳格な温度管理とバックアップ体制も完備しています。医薬品管理のISO基準に基づいた体制を完備しており、医療機関と近い品質での保管を実現しています。
費用や手続きについても丁寧な説明があり、初めての方でも安心して利用できる環境が整っています。
まとめ
卵子凍結の費用は1回あたり30万〜80万円程度で、検査・排卵誘発・採卵・凍結保存といった複数の工程から構成されています。原則自由診療ですが、自治体によっては助成金を利用できる場合もあります。また、既婚者の場合は妊娠率の高い受精卵凍結という選択肢も重要です。
凍結卵子は長期保管を前提とするため、保管場所の安全性や実績も慎重に見極める必要があります。採卵は通いやすいクリニックで行い、保管は災害リスクの低い施設を選ぶことで、将来の安心につながります。
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