駐妻でもできる!凍結胚の海外輸送で不妊治療を継続する方法【実績豊富な専門業者が解説】

海外に住んでいるけれど、日本で保存した凍結胚を使って治療を続けたい——。そんな想いをお持ちの方にとって、「凍結胚の海外輸送」は、不妊治療をあきらめないための現実的な選択肢となります。
本記事では、凍結胚の海外輸送に関する基礎知識から、実際の流れ、注意点、よくある質問まで詳しく解説していきます。
目次
なぜ今、凍結胚の海外輸送が注目されているのか?
近年、日本で不妊治療を始めたものの、その後に海外へ移住するというケースが増えています。たとえば、パートナーの海外赴任に帯同する「駐在妻」や、海外大学への留学、国際結婚による移住など、さまざまな事情で海外生活を始める方がいらっしゃいます。そうした中、不妊治療を中断せざるを得ない状況に直面し、悩みを抱える方も少なくありません。
また、海外での不妊治療は、言語の壁や医療水準の違い、治療費の高さなど多くのハードルがあります。特に保険が適用されないケースでは、経済的な負担が大きく、十分なサポートが得られないという声も聞かれます。そのため、「日本で凍結した胚を、海外のクリニックへ安全に届けたい」というニーズが高まっているのです。
凍結胚の海外輸送は本当に可能?
答えは、イエスです。現在、凍結胚や卵子の輸送を専門に行う業者が存在しており、適切な手順と体制さえ整っていれば、世界中どこへでも安全に輸送することが可能です。輸送には、医療用の超低温保存容器(ドライシッパー)を使用し、胚の品質を保ったままの状態で運ばれます。
実際の輸送ステップと手続き
まず最初に必要なのは、胚を保管している医療機関と、輸送先の医療機関双方との相談です。医師同士の合意や、所定の書類に基づく同意が必要になるため、輸送を決断する際は、早めに医療機関に連絡を取り、輸送可否を確認することが重要です。
その後、輸送業者を選定し、契約手続きに進みます。信頼できる業者を選ぶ際には、医療輸送の専門性や、過去の輸送実績、対応国、書類手続きや通関サポートの有無などを確認することが推奨されます。
輸送当日は、専門のスタッフが医療機関から凍結胚を受け取り、超低温保存容器に収納。空港での通関を経て、目的地の医療機関へ直接届けられます。これらの一連の流れはすべて、胚の品質と安全を最優先に設計されています。
よくあるご質問
輸送について不安を感じる方も多いと思います。よくある質問のひとつに、「輸送中に胚が劣化しないか?」というものがあります。これについては、超低温保存容器を用いることで、輸送中の温度の維持が可能となり、胚の状態に影響が出ることは基本的にありません。
次に、「費用はどのくらいかかるのか?」という点ですが、国や距離、通関の有無によって異なるものの、一般的には40万円から80万円程度が相場です。まずは見積もりについて相談してみるのが良いでしょう。
また、「輸送を断られることはあるのか?」という点については、医療機関側の方針により対応不可となることもあります。その場合でも、提携施設の紹介や医師間の調整を代行してくれる輸送業者もありますので、柔軟なサポート体制が整っている業者を選ぶことが大切です。
輸送業者としてのグリーンエイトの強み
当社では、これまでに世界60ヵ国以上への胚・卵子、精子の輸送実績を持ち、多くのご依頼主様に安心してサービスをご利用いただいています。すべての輸送は、医療知識を持った専門スタッフが担当し、ハンドキャリー方式で丁寧に運搬を行っています。
また、輸送に必要な書類の取得サポート、医療機関とのやりとり、各国での通関書類の代行申請など、単なる物流を超えたトータルサポートをご提供しています。海外からでも日本と同等の不妊治療を継続したいという方のために、全力でサポートいたします。
最後に:国境を越えて、不妊治療をあきらめない
不妊治療は、体力的にも精神的にも大きな負担を伴うものです。海外に住んでいるからといって、治療を中断せざるを得ないという現実は、とてもつらいものがあります。しかし、現代の医療技術と輸送体制の進化により、国境を越えて胚を安全に移送し、治療を継続するという選択肢が現実のものとなっています。
大切なのは、正しい情報と信頼できるサポートを得ること。もし凍結胚の輸送に関心をお持ちであれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの未来をつなぐ橋渡しを、私たちは全力で支えます。
ボタン:お問い合わせ・ご相談はこちら
公式サイトのお問い合わせフォーム、またはLINE・メールでのご相談を受け付けております。まずはお気軽にご連絡ください。
Contact